Nuovo Cinema Paradiso

mmsano2006-02-28




今日は久しぶりに、映画三昧の日。
ニュー・シネマ・パラダイスを観た。
なんでかわからないけど
3時間、ずっと泣き通しだった。


う〜ん、
「故郷」や「過去」は、
遠くなればなるほど、せつないものなんだね。


個人的な話だけど、
私もフッと、懐かしい顔に会いたくなることがある。
今まで何回か引っ越しを経験しているので、
あちこちにさまざまな知り合いや思い出がある。


帰国したときも、
私の中で一番濃い思い出のつまっている
小学校を訪れようと思った。
でも、
まだ過去に浸かっている時じゃないと思って、
やめた。
気軽に「懐かしい♪」って楽しめればいいけど、
たぶん、
いろいろと考え込んじゃいそうだし^^。


このニュー・シネマ・パラダイス
購入して何回も観ると思う。
内容がとても濃いからいろんな解釈があると思うけど、
今回の第一回目の鑑賞では、
映写技師のAlfredoおじさんが
小さな田舎で変わらぬ仕事を孤独に続けてきたこと、
そして、
いったん過去を振り返るとどうしても立ち止まるから
故郷には絶対戻ってはいけない、
というところが印象に残った。


なによりも、
映画監督になった主人公が
あどけなかった頃の自分とAlfredoが写っている写真を
観るシーン。
すごくせつなかった!